クローズドガードからのシザースイープ

クローズドガードからのシザースイープの説明です。

ヒクソン・グレイシー曰くブラジリアン柔術で一番重要な技である、クローズドガードからのシザースイープです。

ポイントを細かく解説している動画は下記です。

(左右はこの動画に基づいています。)

まず、左手で出来る限り相手の奥襟を掴むことが重要です。

シザースイープでは、相手の体制を前のめりに崩すことが重要なので、浅い持ち方だとうまくいかないのは当然であり、奥襟を掴むことが重要で、4本の指が相手の柔術着の首裏のタグに触れるくらい深く持つのが理想と言っています。

また、右手も相手の袖に4本指をひっかけてしっかり相手の左手を制します。

その後、エビして、方襟片袖の体制に入ります。

まず、この時、自分の左足が重要で、膝は45度方向の上を向きます。膝が横向いて自分の左脛が地面と平行だと、簡単に相手に潰されてしまいます。

しっかりと、左足の脛で相手の胸を押し込み、左手は引き、ニーオンベリーのように相手にしっかりとプレッシャーをかけます。

そして、右足は地面に接していなくてはいけなくて、少しでも浮いていると技が決まりません。

そして、スイープに行くときですが、目的は相手の状態を引き起こすことですから、自分が起き上がって相手を倒そうとしてはいけなく、自分の右手に腕時計がついているとして、その時間を見るようなイメージで、右手を肘を主導に引けと言っています。

なお、下記の動画でもほとんど同じような説明をしています。

この動画では、相手の袖ではなく、相手の肘の裏を掴んでいます。

また、スイープするときに、腕時計を見るようにとは言っていませんが、自分の肩越しに後ろを見ろと言っています。

(2分30秒秒くらいから)
そして、スイープが成功するとすかさず相手はウンパしてくるので、それを見越して頭をついてしのいで、左ひじで相手のあごを押し込みながら相手の肩を掴んで十字締めにもっていっています。

(2分50秒くらいから)
この技はガードを破ろうと相手が片膝をつくような状態になったら、体をひねることで、自分が相手のどこを掴んでいようともスイープが決まると説明しています。

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