マウントからの十字締め

マウントポジションからの十字締めの説明です。

まずはこの動画。

序盤で良いマウントポジションを取るのが重要と説明しています。

具体的には、
1.両足は相手の腰に当てる。
2.膝は少し開き気味にして、相手の胸の上にしっかりと体重を乗せる。

それから十字締めに移行。

まず、相手は両手で首を守ってディフェンスしてくるので、直接奥襟を掴むのは難しい。

そこで、相手の道着をめくって、胸の当たりで襟を掴み、スライドさせて奥襟を掴む。

別の方法として、自分の腕を相手の腕に押し当て、体重をかけて首の周りに隙間を作る。

片方の奥襟を取ったら、もう片方の襟を取りに行くが、そこで何も考えずに取りに行くのが一番いけない。

奥襟掴んだ方の腕を掴まれてウンパされるので、その方向に頭をついて、ウンパされないベースをまず作る。

そしてその状態で相手の頭の上の方向から手を入れ親指を中に入れて襟を掴む。

そうしたら起き上がり、少し腕を振って、あごの下に入れる。

最後の極めに行くときに重要なことは、脇を締めて肘をひきつけたら、後は自分の体重が絞めのプレッシャーになること。

派生形として下記の動画。

(3分15秒から)
両襟を取りに行くところまでは同じですが、二番目の締め手はあごの下を狙わず、そのまま顔を横に向けさせます。

そして、隙を見てあごの下を通します。

そして何よりこの動画では、最後に脇を絞るのではなく、ペーパーカッターチョークのように絞めにいってます。

ウンパ防止の別の方法を紹介した動画。

まず、相手は自分の膝のところに肘を入れてくるので、腕を持ち上げて脇に自分の膝を入れて、ハイマウントの姿勢を取ります。

そして、相手は襟を防御するので、直接奥襟を取るのは難しい。

したがって、胸の当たりで襟を掴みジッパーのように上にスライドさせて奥襟を掴むと説明しています。

続いて片襟を掴むと相手はウンパしてくるので、それを防ぐ動作に移ります。

具体的には、ウンパされそうな方向の足を引っかけるとともに、逆方向に重心を移動させて、ウンパを防ぎます。

相手が足のフックを外そうと手を伸ばしてきたら、もう片手で相手の肩をつかみに行きます。

この時、あごの下を通す方法もありますが、実際の試合では相手も顎を引いてくるのその方法は難しい。

そこで、順手で肩のあたりを掴み、一瞬自分の体を前に動かして、相手のあごが上がったすきに、腕をあごの下に入れます。

そうしたら、相手の顔を自分の胸に引き付け、順手の方に自分の頭を持っていき、絞めます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です