ブラジリアン柔術初心者がまず覚えるべきグリップファイトの基本

意外と誰も教えてくれないグリップ・ファイトの基本です。

グリップの基本

まずはこの動画。

この動画ではグリップの2つの基本を説明しています。

1.グリップは、手首、肘、肩といった、相手の関節の近くを掴みます。
2.道着の生地を指の腹と手の平で挟むのではなく、拳を作って握りこみます。

スタンディングの攻防

相手の体を制するには良いグリップが不可欠であり、また、良いグリップを相手にとられたら、まずそれを外すのが先決です。

スタンディングにおいて、有効なグリップの取り方は下記の動画。

片手で相手の片手の袖をつかみに行かない。それだと捕まえてもそのまま自分の襟を掴まれる。

かならず、片手で相手の手首をつかんでその手を制し、そこからもう一つの手でその手の袖をつかみに行く。

掴んだら、腕を下方向に伸ばして相手をコントロールする。

動画の後半は襟を掴まれたときの対処を説明していますが、それは下記の動画の方が詳しいです。

まず、相手に襟を持たれたときは、両手で上と下から掴み、下方向に押すとともに上体を引く。

袖を掴まれたときは、掴まれた腕を外側に回しながら腕に上げて外す。

肘の裏を掴まれたときは、肘打ちをするようにして外す。

グラウンドでの攻防

初心者の内は、上級者に変なガードをされて困らされることも多いですが、その時も、焦らずにまずグリップを外すことが重要になります。

下の動画では、キーナン・コーネリアスがコンセプトを話しています。

この動画の前半では、自分が立っている時は2本の脚を立つために使っているので攻撃に使えるのは2本の腕のみであるのに対して、寝ている相手は2本の腕と2本の脚を使えるから、基本的に2対4で不利であると説明しています。

そして、その状態でさらに自分の腕が制されていたりすると戦えないので、まずグリップを外して自分の両腕を自由にすることが重要であると説明しています。

後半はグリップの外し方を説明していますが、外し方は下の動画の方が分かりやすいです。

スパイダーガード、デラヒーバガード、ラッソーガードと、順番にグリップの外し方を説明しています。

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