腕十字におけるグリップの切り方です。
柏崎先生による基本かつ詳細な解説。
相手の肘を引っ張り相手の手首をまっすぐにすると相手としては力が入りやすいので、相手の手首を曲げて力が入らないようにすることが重要。
ポイントはほぼ同じですが、青木選手による簡潔な解説。
別の角度からの詳細な解説
ポイント1(0:00から)
どんなグリップにも固有の弱点があり、そこを突くことが重要。手と手を合わせたグリップの場合、反対方向に引っ張り合うと強力だが、逆に近づけると弱くなる。したがって、脚でも腕でもなんでもいいから、相手の反対方向の二の腕を引っ張り、相手の両腕を近づけることが重要。
そして、相手の手首のところに力をかけてグリップを切る。
ポイント2(2:28から)
相手の力が強くてグリップが切れない場合。自分の背中の力を使うことが重要だが、それでも切れない場合。その場合、相手が強力に両手を引っ張り合っている以上、必ずスペースがある。
そこで、相手が起き上がってこないように相手のパンツを掴み、自分の両足を交差して相手の反対側の脚を押し込み、クラッチを切る。
また、力は均等にかけるのではなく揺らすようにかけることが重要。
ポイント3(4:42から)
相手が両手を交差させて腕を掴んで耐えている場合。これが最悪のケース。
まず、反対側の手が自分の脚を掴んでいる場合は、最初にそれを外す。そしてそのままその腕をどかす。それができればあとは弱いので普通に外せる。