ブラジリアン柔術の基本技の1つ、ヒップスロー(英語ではHip Bump SweepとかSit Up Sweepとか)の解説です。
ヒップスローについては、やり方そのものは比較的簡単ですが、いくつかポイントがあり、それをよくまとめているのが下記の動画。
ヒップスローが上手くいかない3つの理由を説明しながらポイントを解説しています。
一つ目の問題点は、真っすぐ起き上がろうとすること。
これだと相手の手で簡単に押し返されるので、一旦体をひねって回り込むように起き上がることが重要。
二つ目の問題点は、後ろの手を適当なところに置くこと。
これを自分の体の真後ろではなく、斜め後ろの適当なところに置くと、相手が押し返してきたときに支えきれずに倒されてしまう。
したがって、簡単に相手に押し倒されないように、自分の手をしっかりと真後ろにつくことが重要。
三つめの問題点は、お尻の位置が低いこと。
後ろ手を肘をついてヒップスローをしようとする人がいるが、それだとお尻が低すぎてうまくいかない。
手のひらをしっかりと付いて、できる限りお尻を高く上げて、体を回転させることが重要。
さらに4つ目のコツともいえる話をしているのが下記の動画。
腰だけでなく、上体をしっかり回転させる必要があり、相手の腕を捉えた自分の腕をしっかり巻き込むことが重要です。