ブラジリアン柔術初心者向けのサイドを取られない基本のポイント解説です
柔術を始めたばかりのころは、色帯の方々や同じ白帯でも先輩方にいとも簡単にパスガードされ、サイドを取られ、後は潰され、極められるのを待つだけという悲惨な状況がしばらく続きます。
そこで、初心者向けに、サイドを簡単に取られないような、基本的な考え方を説明しているのが下記の動画です。
大きく3つのポイントを解説しています。
(1:38秒)
まず、相手が自分のクローズドガードの中にいる時には、必ず相手は自分の両脚を開かなくてはいけない。
そして、大事なことは、自分の両脚が開きそうになったら、相手がこじ開ける前に、自分から両脚を開いて、その両脚をディフェンスに参加さえることが何より大事。
クロスニーで片脚を固定される前に、自分から両脚を開いて、相手を止めるために利用する必要がある。
相手が使えるのは二本の手とせいぜい一本の脚だが、自分は背中がマットについてる以上、両脚と両腕の4本が使えるので、それをフル活用する必要がある。
相手が、4本のうちのどれかを掴んできたら、その部位に気を取られるのではなく、残りの3本を有効に使うことが重要。
(5:17秒)
また、脚を反対側にもっていって相手を止めることはあまり多く使われていないが非常に有効。
いくつかの利用方法を紹介しています。
(7:50秒)
最後は、手の使い方。
手の有効な使い方として、相手の頭をそらす方法と、襟を掴んで相手を押し返す方法の2種類ある。
いずれも、腕をまっすぐに伸ばすことが重要。
一つ目は、片手で相手を押し、もう片手を自分の後ろにおいて自分を移動させ、相手を遠ざける。これは、思っているよりはるかに有効な方法。
二つ目は、相手の頭を押す方法。
この時、頭を押し戻すことが重要で、体が交差する方向に押してはいけない。
最後に、とにかく、両腕両脚の4本を常に使って、パスされにくいガードを築けとアドバイスしています。