サイドポジションからの関節技で、アメリカーナ(別名V1アームロックの)の解説です。
一番わかりやすい解説動画
注意点は、
1.両手ともモンキーグリップ(指が五本とも同じ側)
2.これが重要で相手の前腕と自分の前腕はパラレル(平行)
と言っています。
極めに行く手順は、
1.相手の肘を引き付ける(アコーディオン)
2.自分の両手首をひねる(モーターサイクル)
3.相手の足方向に相手の腕をスライド(ダウン)
4.最後に相手の肘を持ち上げて極めに行く
最初から相手の肘を持ち上げて、相手の腕をひねって極めようとするのは状況によっては間違いではないが、このサイドからのアメリカーナでは間違っていると言っています。
その前に、アコーディオン、モーターサイクル、ダウンの3つの動きでテコを最大化するべきと言っています。
3つの間違いを解説した動画
間違いは下記。
1.相手の肘が高い(胸よりも顔側にある)。これだと決まらずに回転してエスケープされる。
2.親指が他の4本の指と異なる側にある。これは技に入る時は良いけど、極める時は親指をそろえてモンキーグリップにする。
3.体重が乗っていない。相手がブリッジできるとエスケープされる。
ジョシュ・バーネットによる解説
この人はキャッチレスリングの人ですからノーギが基本ですが、相手の手首を持って相手の手をコントローすれば(ハンドコントロール)、ハンドコントロールを破られない限り相手は逃げられず、アメリカーナに持っていけると説明しています。
かけられたときのエスケープ
アクション&リアクションの法則を生かします。極められそうな腕をもう片手で無理やり引きもどそうとします。当然、態勢が不利なので力負けして上手くいかないのですが、相手の抵抗する力を逆に利用して、一気に巻き込んで態勢を逆転させます。